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2017年もあけてしまった。

2016年の日記も途中で終わっていたなぁ。
展示は無事終わり、4日間という短い時間は過ぎ去っていきました。

たくさんの方に来ていただき、濃密な時間を過ごすことができました。
展示期間中に話したこともそうだけど、今回も展示が終わって、来てくれた人たち
の撮影した写真をお礼状として封筒に入れて、年の瀬に郵送した。

そんなことから時間を反復することができ、また誰がきてくれたなんて
芳名帳を見るよりも蘇ってきて、なんだか嬉しくなった。

手紙は送ることはそんなにないけれども、
こんなに一度に送れるのも展示をやったときくらい。
昔からこういうところだけ丁寧にやるところは、これからもやっぱり
大切にしなきゃなと、初心にまたかえった。


2016年は、人を撮りたいと思い立って、年始からポートレート撮影を始めて
できる限り撮ってきました。
最初は意気込んで撮るぞー!と思ったけれども人を撮るというのは
被写体との関係性がすごく大切で、自慰みたいに自分がしたいときにはできない。

撮りますといって結局撮らないで、ただ一緒に過ごしたこともあった。
僕自身撮れるような精神状態にならなくなってしまったり、
どうしてもというより、なんかしらのご縁やタイミングで撮るようスタンスに変えた。

そうこうしているうちに、幸いなことに撮って欲しいと言われるようになって、
写真家としては一番嬉しいスタイルになった。

人生の節目である大事な結婚記念の写真は2組、撮影させてもらえた。
それ以外にも色んな節目になるポートレート写真の撮影も少しさせてもらえた。
2015年よりも増えた。
ん?でもそういうことが増えることがいいのか?2015年もたくさん写真は撮った気がする。
ま、いっか。考えすぎか。

撮影をする中で感じてきたことは、撮影時間以外の時間が大切なことがして、
その瞬間を撮るために過ごす「その時間」を今後も大切にしていきたい。
会っていないときもそう。


3冊目の写真集「SIDE BY SIDE 2」を出版し、京都・東京と2回にわけて
展示をおこなったこと、そこでおこなった初対面の方たちのポートレート撮影の
ワークショップ。
1時間半という時間の中で、撮影する難しさと楽しさを味わったなぁ。
僕にとって、ひとつ大きな壁を越えるきっかけになった時間でした。



2016年の終わりにひとつ区切りをつけた自分ですが、2017年どうにも転ぶ年だと思う。
でも、何もない今の自分がすごく開放的で、柔軟に考えられる気がする。


今年はちゃんと年賀状を出せたところからスタートできて、よかった。

本年もよろしくお願いします。
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展示会場であるFORT by PORTは、web、紙を中心にVIの
ディレクションからデザインをやっているアトリエです。
フグさん、オヨさんの2人兄弟で活動されています。

確か友人がツイッターか何かでPORTの事を呟いていて、
池ノ上という土地柄も気になったし、下北沢から歩いていける距離だったので
持ち前のフットワークの軽さから、行ってみたことから出会いは始まりました。

この写真は初めてPORTに訪れた時に、なんかしゃれたお茶を出していただいた時のもの。
初対面でしたが、ベラベラとおしゃべり。
僕が桑沢デザイン研究所に通っていると話すと、いろいろと興味を持ってくださったのと
デザインのお仕事もされているので共通の知り合いの方などがいて、盛り上がった気がする。

お2人とも感じがよく、いい印象をうけてアトリエを後にしました。
平日はアトリエとして、週末の土日に限り、展示など企画で開放してますよ
ということでそれもまたいいなぁと感じていました。
PORTもそのような体制をとったばかりだった。

都内でも白壁で、無機質な空間の中で、かつ雰囲気がいいなぁと思うところが
あまりなかったので、いつか展示してみたいなぁと思った自分がいました。

調べたら、2014年の1月か2月くらいだった。
あれから約3年が経ったけれども、その時からPORTで展示に行ったり、
グループ展で展示をすることになったり、一緒に仕事をしたり、
PORTの忘年会で、料理係として料理を作ったり、飲みにいったりする仲にまで発展しました。


今思い出したけど、アトリエの中を改装するということで、地面に張り付いて
残っていた糊をはがす手伝いもしたなぁ。
同じ写真家の新居くんと。


今ではいろいろと恩につきない関係ですが、フグさんもオヨさんも兄弟として
いいバランスを持っていて、なんだかんだで仲がすごくいい兄弟で微笑ましいと
思っている。

そんな出会いから、やっと今回、SIDE BY SIDEの展示場所としてお願いすることになりました。
15日の夜に、レセプションパーティーをやる予定なので、
どうぞお気軽に途中入場途中退出OKな感じでお待ちしています。

詳細はまたTwitterで告知します。
展示も迫り、何回かにわけて展示への思いを綴ることにしました。

今回の展示は、写真集"SIDE BY SIDE"の2作目を刊行を記念した展示です。
発行元は、美術関連の本をデザインから販売まで行うブックレーベルDOOKSです。
1作目は、2014年の春に刊行され、僕の記念すべき1作目となりました。

僕はただ本が作ることが目的ではなく、
きちんと自分なりの写真観を一度整理し、かたちにしたかったのです。

桑沢デザイン研究所に通ってデザインを学んでいたものの、
グラフィックには少し限界を感じ、中途半端なものに仕上げたくないと考えていました。

最初は、先輩であるMUTE (Click!) の海野さんに
写真を見せて相談をしていました。

そんな矢先、僕が個人的に作ったZINEの「With or Without you」の購入問い合わせ
のメールがある方から届きました。
それが、写真集をデザインしていただいた相島大地さんでした。

海野さんに、僕のZINEを買っていただいた方がいるんですよーと話して
何気なく相島さんの事を話したら、なんと海野さんのお知り合いという偶然。

僕は購入いただいてから相島さんにお礼の連絡はしたものの、会うという発想は
なく、海野さんから「相島くんはものすごいいい目をしているから、なんで
写真集を買ってくれたのか聞いてみなよ、会ってみたら?」と言ってくれました。

それを素直に受け止め、すぐに連絡をして、確か2014年の1月に、初めてお会いしました。

今でも忘れない、代々木上原のshimaで僕の写真を見ていただき、お話をしました。
初めてお会いしたのが嘘かのように、濃密な時間が過ぎ、お互いに話した記憶があります。

人柄もそうですし、デザインに対する考え方や広義的に物事に対する考え方が
長けていらっしゃったので、「この人にお願いしよう」と思い写真集を作っていただきました。

今では1人の作家として、DOOKSからは3冊も本を出し、時には活動のお手伝いを
するようになりました。
特にDOOKSの活動1年目は、毎日のように連絡をとりよく会っていた思い出があります。


今回の展示では、DOOKS発行の本から一部ですが、作品集を閲覧・購入できるよう
DOOKSのポップアップショップも同時開催します。
他のアーティストの方の、本も見ていただく機会がありますので、こちらも見てもらいたいです!

とあるきっかけに写真を2枚並べることであらわれてきた、偶然の連なり。
人生も偶然の連続だとは思ってますが、この写真集から様々な出会いも生まれました。



何気なしに写真を撮り続けようと思って、再開した写真ですが、
「撮り続けていて良かった」と今でも思っています。
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2016年8月に開催した京都誠光社での展示の巡回展を
やります!
東京、関東近郊にお住まいのみなさま、よろしくお願いします!

場所は、下北沢・池ノ上にあるデザイン事務所FORT by PORTです。
2年前くらいから、お世話になっているPORTの大竹兄弟の
この場所で展示をすることにしました。

まだ未決定ですが、レセプションパーティーとかもやるかもしれません。
東京でもワークショップを、展示期間後、予約制でやります。

遊びにきてくださーい。

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写真集『SIDE BY SIDE 2』(DOOKS発行)の刊行を記念して、
小俣裕祐による個展をFORT by PORTにて開催いたします。

2012年12月から撮り続けてきた写真の中から、
偶然に現れてきた写真の連なりをテーマにした写真集です。
日々、カメラを持ち歩き、写真を撮ることが生活の一部となっています。
現像、プリントされた写真が蓄積されてきた時、一体自分は何を見て
何を切り取っているのかを確かめたくなりました。
単純に「並べる」という行為を通して、日々の集積の中にも、
自分の眼差しに移る内包された感情、美意識が見えてきたように思えます。
多くの物事を連想させつつも、共通した何かを写し、切り取っているような気がしています。

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写真集「SIDE BY SIDE2」について

本作は、2014年5月に刊行した初版「SIDE BY SIDE」に続くシリーズの2作目となります。

発行元は、アートブックを中心に少数でも価値ある本作りと販売を行なう
本のレーベルDOOKS(ドゥックス)です。 (Click!) 

今回は、展示期間限定で『DOOKS』のポップアップショップも同会場で開催します。

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▶展示関連企画「SIDE BY SIDE for you」予約受付

京都誠光社でも好評だったワークショップを、今回は展示関連企画として
東京で行います。

小俣裕祐が、あなただけのために「あなたが選んだ場所で」写真を撮り、
後日プリントした写真をお送り致します。
当日は、あなたのポートレート写真を撮影致します。後日、
その日の出来事に思考を巡らせ、ポートレートと対になる写真を小俣裕祐が撮影し、
2枚組であなたの元にお届けいたします。

日程:2016年11月以降の土日祝日のいずれか
参加費用:2000円+交通費(実費)
場所:あなたの指定場所(関東圏内)
予約方法
展示期間中に直接受付いたします。日時、場所などご相談させてください。

※ご予約は、基本的に展示来場いただいた方に限ります。
※撮影はフイルムカメラにて行うため、その場での閲覧・プリントができません。
※写真は後日、郵送にてお送りいたします。
※写真はハガキサイズ(100mm×148mm)です。
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夏が終わろうとしている。もう終わったか。

エッセイいっぱい書くぞと意気込んだ気持ちもどこへやら。
実はこの何ヶ月かの間、10回くらいは書いて、途中で終わって公開していない
日記がある。うまく文章が書けない。
なかなか指が動かずに3行くらい書いて止まってしまう。

あぁ、今もまた何行か書いたのに、deleteキーを押しっぱなしにして
ザーっと消してしまった。

下書き保存して、ページもそのままにしていた翌日の今、
また書いている。

この前、銭湯にいった。
銭湯から出て、さっぱりした肌にあたる秋のはじまりを予感させる
涼しい風が当たった。

京都で汗だくになりながら、鴨川に入って、ポートレート撮影した日々が
懐かしい。

京都・誠光社で開催した個展「SIDE BY SIDE」のことでも書く。
と言っても、展示終了後の8/18に、駅から自宅に歩いた帰り道に
暗がりの中で、iphoneに書き綴ったものを残しておく。

昨年DOOKS(dooks.info)の展示を京都Prinzでやった縁で会った、鷹取愛ちゃん。
ひょんなきっかけで、誠光社での展示を企画していただきました。

写真集やDMをデザインしていただいたDOOKSの相島さんと愛ちゃんとで、
新百合ケ丘のベローチェで打ち合わせしたことが懐かしい。

すべては、こうなることが決まっていたかのように、気づけば
一昨年も去年も今年も京都に訪れた。

たぶん、来年も必ず行くと思う。

8/14、河原町丸太町から京都駅へ向かうバスの車内で、
大事なパスケースがないことに気づく。
会社の携帯を見たら、京都の川端警察署から電話が入っていた。
落し物するくらい、分身を京都に置いて置きたかったのかな。

下見と搬入、そして在廊を含めて、今年の夏、3回も京都にきた。
京都は修学旅行から、一人旅含めても過去に何回も来ている。

今回をきっかけに、やっと京都という場所の土地柄や人柄がわかってきた気がする。
今まではお寺とかガイドブックに載っている表層を見ていたんだなと。
お寺とかお店にいくだけで、京都に住んでいる人たちに触れ合っていなかった
からだと思う。

元恵文社の店長と前書きはいらないくらい、堀部篤史さんが始められた本屋さん、
誠光社はとてもいい本屋だった。

意思のある選書がされていて、その選書からは、堀部さんの生活や周りにいる方たちが見える。
お世辞でもなく、訪れると何か一冊持って帰りたくなる空間になっている。
実際、僕も3回訪れて3回とも本を買ってしまった。
搬入前に、堀部さんの「街を変える小さな店」とIN/SECTSで堀部さんが載っている本を読んだ。
読んでおいてよかったなぁと思える。

僕は必ず新しい土地にいくと、地元の人がいくその土地の美味しいお店に行きたい。
搬入、展示期間中にも、堀部さんや愛ちゃんに色々と教えてもらった。

「街を変える小さな店」や、&Premiumの京都ハック本にも載っている'屯風'という
居酒屋にいきたかったので、堀部さんに「土曜日いきましょうか?」
と誘われた時はとても嬉しかった。

京大近くにあったお店は、東大路通りというところに移転していた。
想像していた通り、お店の雰囲気もよく、料理も美味しい。
そして驚くほど安い。焼きナスのおひたしなんか200円だ。
また何度も通いたくなるような、誠光社と同じ空気を感じた。

展示期間中のイベントして、愛ちゃんが企画してくれたワークショップ。
2日間、1日3組の方々のポートレート写真を撮影した。
鴨川に入って撮ったり、サプライズで家族写真を撮ったり、
毎回が新鮮で僕にとっては、とても刺激的な時間だった。
何よりも京都に住んでいる方々とお知り合いになれたのが嬉しい。

誠光社での企画ということで、一冊だけ本を持ってきてもらい、
それを円滑剤にしてお互いを知ろうということで、
みなさんが持ってくる一冊がまた面白かった。
読みたい本が増えた。

人を撮るという行為は、僕にとって最高のコミュニケーションだなとつくづく感じた。
展示に足を運んでいただいた方、本当にありがとうございました。

京都にまた来た時に、「こんにちは、どうも」と顔を出せるお店ができてうれしい。
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1年半ぶりに個展をします。


小俣裕祐 個展 『SIDE BY SIDE』

開催日:2016年8月1日(月)ー8月15日(月)
時間:10時〜20時(最終日は18時まで)
場所:誠光社


写真集『SIDE BY SIDE 2』(DOOKS発行)の刊行を記念して、
小俣裕祐による京都初個展を誠光社で開催いたします。

2012年12月から撮り続けてきた写真の中から、
偶然に現れてきた写真の連なりをテーマにした写真集です。
日々、カメラを持ち歩き、写真を撮ることが生活の一部となっています。
現像、プリントされた写真が蓄積されてきた時、一体自分は何を見て
何を切り取っているのかを確かめたくなりました。
単純に「並べる」という行為を通して、日々の集積の中にも、
自分の眼差しに移る内包された感情、美意識が見えてきたように思えます。
多くの物事を連想させつつも、共通した何かを写し、切り取っているような気がしています。

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写真集「SIDE BY SIDE2」について

本作は、2014年5月に刊行した初版「SIDE BY SIDE」に続くシリーズの2作目となります。

発行元は、アートブックを中心に少数でも価値ある本作りと販売を行なう
本のレーベルDOOKS(ドゥックス)です。 (Click!) 

今回は、展示期間限定で『DOOKS』のポップアップショップも同会場で開催します。

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▶ワークショップ「SIDE BY SIDE for you」

開催日:2016年8月13日(土)、8月14日(日)
時間:10:00~/13:00~/15:00~(各回60分/予約制/各回お1人様)
集合:誠光社(撮影は誠光社近隣を予定しております)
参加費用:2000円
ご予約方法:お名前/連絡先/ご希望の日時 を明記の上【yamatonami2016@yahoo.co.jp】
までお問い合わせ下さい。


小俣裕祐があなただけのために2枚組の写真を撮り、後日プリントした写真をお送り致します。
当日は、あなたにとってこれからも本棚に置いておきたいと思える本を【1冊】お持ちください。
その本の感想やエピソードなどのお話をしながら、あなたのポートレート写真を撮影致します。
後日、その日の出来事に思考を巡らせ、ポートレートと対になる写真を小俣裕祐が撮影し、
2枚組であなたの元にお届けいたします。

※当日ご来店できる方に限ります。
※撮影はフイルムカメラにて行うため、その場での閲覧・プリントができません。
※写真は後日、郵送にてお送りいたします。(2016年9月中旬郵送予定)
※写真はハガキサイズ(100mm×148mm)です。
※所要時間60分程お時間を頂戴する予定です。

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今日は、またasaruちゃん家にお邪魔した。
今回は、asaruちゃんの旦那さんで、木型職人の本塚さんの撮影のためだ。

3/19(土)に撮影を予定していたけど、天候に恵まれなくて、
スケジュール調整をしてもらい、止む無く3/21(月祝)に変更してもらった。

おかげで天気に恵まれた。

前回と同じく、自宅から自転車で向かった。
asaruちゃんがお昼ご飯を作ってくれるということだったので、
近くのケーキ屋さんでケーキを手土産に持って行った。

普段、いい意味で作品作りに没頭している情景は浮かぶけど、
あまり料理をしているイメージが浮かばないasaruちゃんだったけど、
すごく味が優しくて美味しかった。

3人でいろいろとおしゃべりする。

靴を作る過程において、要となる木型を作る職人である本塚さん。
仕事のことをあれやこれやと話してもらう。

作業をしているところを撮って欲しいということだったので、
木型を作って、けずっているところを撮らせてもらった。
もう忘れてしまったけど、ひとつひとつの工程や木型の種類、道具について説明を受ける。

話をしている本塚さんは、取り憑かれたようにノンストップで、
夢中になって少年のように話し続けていた。

asaruちゃんが、「おなかすいた」か「ねむい」しか言っていないと
いっていて、本塚さんの頭の中を円グラフに出すと、
「ゴハン、睡眠、靴」なんじゃないかと話していた。

そうかも、笑と感じた時間だった。

会社から仕事を持ってきてもらったため、しばらく作業に集中した姿を
撮ることにした。さすが職人という雰囲気で、その集中した木型への
眼差しを感じた。


1通り撮影を終えたので、外に散歩に出かけた。
前にasaruちゃんと一緒に見つけた工事現場へ向かった。
今日は、自転車で行かずに、ゆったりと歩いていくことにした。

道の途中に暗くて、お店の人が奥にひっこんでいそうなパン屋があった。
入ってみると菓子パンやらサンドイッチが数少なくおいてある。
「すいませーん!」と声を大きくいっても何も反応しない・・・。
そしたら、レジのところに、「少し大きめに声を出して呼んでください」という
張り紙がしてあった。
その横に「かりんとう」と名のつくものが、100円で売られていた。

僕がさらに声をはって、「すいませーん!!!!」と叫ぶと
「はい、はい、ごめんなさいね〜」と奥からおばあちゃんが出てきた。
本塚さんが、さつまいもパンを買った。
すると、おばあちゃんが、これ持ってきぃと「かりんとう」をタダでくれた。

お店を出て、さっそくさつまいもパンを食べる本塚さん。
あれ?と、なぜかさつまいもパンなのに、あんこが結構な量入っていて、
まずはあんぱん疑惑。

タダでもらったかりんとうをみんなで食べると、
明らかにパンの耳を揚げて、塩と砂糖をまぶしただけだと思われるものだった。
しかも、すんごく古〜いあまりよくない油で揚げている感じで、とてつもなく
不味くて、みんなで笑った。

とにかく突っ込みどころ満載なお店で、おかげでいい散歩になったと思う。

また家に戻ってきて、僕が買ってきたケーキを食べる。
紅茶を啜りながらのケーキはたまらない。

asaruちゃんと本塚さんの結婚記念写真を撮ってほしいということで、
その打ち合わせをした。
友人の結婚式では何度か撮ったことはあるけど、
結婚記念写真というものは依頼されたのは初めてだった。

何かの節目に大切に残しておきたい写真があるけど、そういう写真を撮らせて
もらえることはとても嬉しい。
写真館とか衣装を借りてブライダル専門のカメラマンとかに撮ってもらうことより
僕に撮ってもらうことを選んでくれたことも嬉しい。
二人だけのものでなく、二人の家族や親戚のためにも、見せるということなので、
結構緊張する。

場所の候補も決めて、日にちも決めた。

2人らしい記念になる写真を撮るのが楽しみだなぁ。
今日は、美術作家asaruちゃんのポートレート撮影。

僕は、男女問わず、自分らしさを見失わない人がすごく好きなんだけど、
彼女はそれがすごく強くて魅力的だと思っている。

彼女らしい情景の中で、ポートレートが撮りたいなと思っていて、
普段製作しているインスタレーション作品に近い環境を選びたかった。
2人で話して、工事現場とホームセンターというワードで一致。

お互いに小田急線沿いに住んでいて近いこと、
撮影場所を某ホームセンターで考えていたので、
自転車でasaruさんが住んでいる町まで行くことにした。

駅で待ち合わせて、まずは昼食。
近くのインドカレー屋さんへ。
注文したカレーセットが出てくる。野菜とチキンのカレーとナンとサラダとサフランライス。
明らかに量が多い。ナンでお腹いっぱいになってしまった。

1年前くらいに、代々木上原でランチした以来に2人で話した気がする。

お店を出て、自転車の鍵を取り出そうとしたら、
「あれ?ない」となってあらゆるポケットをがさごさして、
お店にまた戻ってもなくて、そしてリュックのポケットをもう一回見たらみつかった。
たまーに1人の時にやってしまう、これを誰かと一緒にいるときにやってしまった・・・。
恥ずかしい。

お店では、先にasaruちゃん家に行こうと言ったけど、
自転車に乗り始めて、なんだか気分がかわって、「先にホームセンターいこう」と言って、
撮影場所のホームセンターに向かった。
それにしても、今日は風がすごく強かった。

(しかし、ポートレート撮影で、ホームセンターの中で撮るというのも、なかなかないよなぁ。)

駐輪場に自転車を置いて、店の中へ。
工業用のチューブとか三角コーナーのネットとか
身の回りの生活用品の既製品からインスタレーション作品を作っている。
彼女の作品などはこちらから。
 (Click!) 

店内を歩き回った。
壁紙用芯材や工業用の紐、プチプチ(気泡緩衝材)、金属棒、スタイロフォーム、
これ何に使うんだ?というものばかり。
本来の使用目的を無視して、その形や質感をひたすら2人でいいねと言い合う。

asaruちゃんが、スタイロフォームのコーナーのところで、
「そういえば、スタイロフォームっていうバンドがいたような気がするなぁ」とつぶやいた。

外に出て、今度は塩ビ管のコーナーへ。
こんなんがいっぱいあるところをイメージしていただきたい。
 (Click!) 

続いてコンクリートブロックのところへ。
コンクリートに金属棒が刺さっていて、「アイスクリームみたい」と言う。

駐輪場付近に長い金属ポールが積み上げられたコーナーがあって、そこで写真を撮った。

もともと工事現場での撮影を考えていたのだけど、事前に探してくれていたけど
竣工したばかりの現場はあまりなく、ほとんど建て終わりかけているところばかりだった。
もう建て終わっている現場に興味はない。

と思った矢先に、遠くに茶色の広い土色が見えた。資材も積んである。
まさにこれから住宅地となる現場があった。

2人で喜んだ。「あ、これこれ!最高〜!」と言って。

大きい直径1mくらいの薄いグレーのコンクリートの円形下水管、
長い塩ビ管が10本くらい2段に積まれて1箇所にまとまっていた。
工業用の紐で、区画が割り当てられている。おそらく一軒家が立ち並ぶのだろう。

しばらく資材に興味深々。「これはなんだろう?」と2人でのぞきこんだ。
風と陽射が強かったので、なかなか苦戦した。
撮り終えた感じがしたので、asaruちゃん宅へ向かった。

昨年、靴の木型を作る職人の本塚さんと入籍したasaruさんの新居。
2人らしい住まいでとても良かった。
家に着くと、スタイロフォームの音楽を流してくれた。

家でもずっと話をしていた。
学生時代にも遡って、恩師の先生の話が印象的だった。
「ここの線がいいよね」とはじめて自分の絵を褒めてくれた話。
出会いによって、人生は変わると思う。
その人らしさをちゃんと理解してくれること、そんな人がまわりに1人でもいれば
人生は楽しくなる。と思う。

日も落ちて、すっかり外は真っ暗になってしまった。

マンションの前まで送ってもらい、冷たい風が吹くなか、自転車で家路まで走った。
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無性に日記が書きたくなる。
明らかに植本一子さんの「かなわない」を読んでいるからだ。
わかりやすく影響を受ける。

今日という日を一字一句、そのまま残していきたい。
ちょっと前のことなども日記にしておけばよかったなと後悔している。

西荻窪のFALLへ。

行く前に地元の駅近くの松屋で朝ごはん。なんだか作るのが面倒だったので、
豚肉野菜炒めご飯大盛り頼んだ。この松屋は店員さんのオペレーションも良く、
お客さんもみんな「ごちそうさまです」と言ってお店を後にする気持ちいい松屋。

小田急線の車内では、ずっとかなわないを読んだ。
成城学園前駅で急行に乗り換えないで、そのまま各駅停車で下北沢まで向かった。
今日はずっとオーマイドーターの展示会場で流れていた、ユーミンの
「やさしさに包まれたなら」をリピート再生。

それにしてもすんごく読み応えのある今回のかなわない。色々と「かなわない」。
なんちゃって。ここはカットしてください。本当にカットして公開しないほうがいいかも。
そんなこんなで、下北沢で井の頭線の乗り換え、吉祥寺経由で西荻窪へ。

FALLで三品さんに挨拶し、DOOKSのPOP UP SHOPを覗く。
記録に写真を2、3枚撮った。
小さいお皿か木製の果物のオブジェとリネンのポーチか迷って、ポーチを購入。
また28日の搬出で来ますねと言ってお店を出る。

次にMiesへ。とお金がないので、近くのセブンイレブンでお金をおろす。
この土日でお金使いすぎている。
Miesにつくなり男性と入れ違いでお店に入る。Miesの太田さんと話していると
さっき入れ違ったの旦那なんです・・。とびっくり。
スプレーが気になるも、kieppiというフィンランドの靴下を購入。

次はa small shopへ。
角さんは来週から大阪での個展が始まるということで、作品作りで切羽詰まっていた。
ここには書けないけど、ちょっと愚痴みたいなことを聞いて、笑っていた。
お決まりの寺門さんのレモンサブレを購入。

今日はポチコロベーグルには寄らず、エルスールのお花屋さんへ。
今から向かうmonogram8周年のお祝いでお花を買いに行った。
綺麗な真っ白いトルコ桔梗が目に入り、それをベースにして花束を作ってもらった。
トルコ桔梗があまりにも綺麗なので、「自宅用でもう1本」と買った。


花束を持って歩くと視線をいつも感じる。
日本じゃ花束持って歩いている男なんて、そんないない。
結婚式に帰りにいやいや持たされている光景しか浮かばない。
僕はもっと増えればいいのにと思っている。お花を買って帰ってくるくらいのロマンチックさが
あってもいいと思う。

吉祥寺から井の頭線に乗り換えて、渋谷へ。途中居眠りをした。つかれている。
東横線で学芸大学駅へ。

monogramに着いた。
昨日飲んだ、尚代ちゃんが迎えてくれた。
「8周年おめでとう!」とお花を渡した。「ありがとう!おまちゃん、まだいる?」というので、
しばらくするとミヤモトさんが降りてきた。

久しぶりの会話。お店の中で少し話す。
記念にとお店の前で、尚代ちゃんとミヤモトさんを写真撮影。相変わらず楽しいお店である。
もともとミヤモトさんと3人で飲もうといっていたので、昨日、尚代と飲んだんやって?
という嫉妬が見えたので、思わずミヤモトさんの腕をつかんで、いきましょいきましょとフォローした。

僕が初めてお店にきたのは、たぶん2010年の秋くらいなので、6年も経つのかと思うし
6年もお店に通い続けているのもすごいなと思った。

monogram、これからもよろしくお願いします。
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久しぶりな土曜日の休み。

いつも通りに7時に目が覚める。本当は疲れていて眠いはずなのに、起きてしまった。
とりあえず、歯を磨く。
仕事から帰宅した父親がいて、買った冷凍の鯵の開きがあるから納豆と
味噌汁でも作って食べれば?というので、余っていた白菜としめじで味噌汁を作った。

作りながら、顔を洗って髪をセッティング。ついでに着替えも済ませた。
ご飯食べて、出かけちゃおうかなと思ったけど、やっぱり疲れていたので、
横になっていたら、ウトウトして二度寝。

気づいて目覚めたら、12:36。
疲れは溜まっている。


今日は、展示をたくさん観に行こうの日。
・植本一子さんの「オーマイドーター」at Nidi gallery
・guse arsの「guseとarsの絵画展」atユトレヒト
・高津庸二郎さんの展示「Sloth in my head」at the workers coffee
・野村浩さんの「Invisible Ink」at POETIC SCAPE

一子さんの展示を最初に見に行った。相変わらず、Nidi galleryまでに行き方は覚えられない。
扉をあけると、ユーミンの「やさしさに包まれたなら」が流れていて、
一瞬笑ってしまったけど、次第に心地よくなってきた。

写真の植本一子さんより「かなわない」の植本一子さんという認識でいたので、
写真はほとんど見たことがなかった。
今回初めて、プリントされた写真をみつめた。
娘さん2人の写真とかなわないを重ねてみていたら、全く別であるけど、自分の中で、
「かなわない」を読み終えた気がした。

見開き2ページにあった文藝春秋のエッセイを見て、写真集オーマイドーターと
新刊のかなわないを手にとってレジへ。
「名前いれますか?」と一子さんがいうので、「・・はい!」といった。
初めてお会いしたのが、2015年のTOKYO ART BOOK FAIRで、最近すこし
ツイッターやinstagramでやりとりするようになって、一子さんが「小俣くん?!」と
言って思い出してくれた。嬉しい。

「小俣くん、エッセイ書きたいんだって?」と言われたので、「そうなんですよ」
一子さんの文章に感化されて。と伝えた。
かなわないの本に、「エッセイたのしみにしているよ!」と書いてくれた。
こういう何気なく言ってもらったことも、真に受けてやる気になってしまう。

歩いてguse arsの展示へ。
なんとなくユトレヒトへの渋谷からの行き方がうる覚えで、この前ユトレヒトから
渋谷駅に向かったときのことを思いだす。なんとなくヒカリエに来た気がしたので、
ヒカリエの後ろを通る。
ふと思い立ち、お土産を買おうとヒカリエの地下2階の食品フロアへ。
最近はもっぱら和菓子。いくつか見回って、どら焼ときんつばを2個ずつ買う。
今日の夜飲む尚代ちゃんとそのお母さんの分のどら焼を追加で買った。

なんとか歩いてユトレヒトにたどり着く。
ちょうど、村橋さんと岩瀬さんがいた。本物の美術館のようにチケットから
音声ガイドなどまで作っていた。
架空の画家、t.guseとs.arsの2人という設定で、描かれたランダムな絵がちりばめられていた。
2人には、色々と説明をしてもらって、いつも何かしら買ってしまうポストカードと
今回の展示にあわせてつくったホテルによくあるアメニティメモグッズみたいなものを買った。

TABF2015の時に撮った写真をお渡しして、また写真を撮った。

そのまままた渋谷へ戻る。山手線で原宿から渋谷にいって、そこから
東急バスに乗って、中目黒方面まで向かった。大橋のバス停で降りて、
the workers coffeeというカフェで、高津さんの写真が展示されているので寄ってみた。
そこで、「かなわない」を読み始める。1時間くらいはいただろうか。

そこから、POETIC SCAPEでやっている野村浩さんの「Invisible Ink」をみた。
18:20くらいについて、19:00からの約束まであまり時間がないなと思いつつも、
たぶん1年ぶり以上のPOETIC SCAPE。
興味深い野村浩さんの作品の話を聞くも、時計を気にしながらみた。
気になった写真集を購入して、帰り際に「飲む?」と言われて柿島さんに
青い色をしたリキュールのお酒を一気飲み。

お店をあとにした頃に尚代ちゃんからメッセンジャーで、「中目黒ついたー」と連絡。
焦ってPOETIC SCAPEから走って中目黒駅へ。

飲むのは、3年ぶりだった。
家に帰っていつ飲んだんだっけなと撮った写真をデータで探していたら、2013年の3月だった。

予約していた中目黒の串焼きのお店、「串若丸」へ。
いつだったか忘れたけど、一度いったことがあるお店で焼き鳥が食べたいと話していたので
ここにした。

焼き鳥を食べ始めたとき、容器をふってもふっても七味が出てこないと思ったら、
つまようじの容器を一生懸命ふっていた。マジボケだ。

仕事の話やmonogramの話をたくさんした。
お互い歳も近く、去年は仕事でいろいろとあった年で共感しあった。
まじめに仕事の話をした。
僕の写真をプリントしてくれている尚代ちゃんは、いつかやめるときがくるだろうし、
monogramはなくなるんじゃないかとずっと不安に思っていた。
それを打ち明けたらもう10年はやめないよといってくれて、少し気持ちが晴れた。

2年前くらいから、そろそろデジタルに移行しないとなぁとずっと思っていて、
それに踏み切れない自分がいる。
フィルムに特別こだわりを持っているわけではないけど、変える理由もないし
ただ今使っているCONTAX T2が一番自分に合っているから使い続けている。
尚代ちゃんがプリントしてくれる写真もまた好きで、そこに甘えている部分もある。

でもそろそろそんな甘えもやめなきゃいけないかと思っている。
今年は思いっきり納得いくまで撮って、今年の終わりにはデジタルカメラを買って
だんだんと移行していこうかなと考えている。