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photo by daichi aijima

昨年末だけど、DOOKSから出版された僕の写真集「一輪の花」
発行分がほぼ完売しました。

 (Click!) 

僕の手元の在庫もなく、版元のDOOKS在庫もなし。
西荻窪のa small shopか新潟のBOOKS F3にしかもう在庫はないと思います。

2015年に発行し、50部という少部数であったけれども、
国内から海外の方に至るまで手にとっていただいたのはすごく嬉しい。

内容が内容だけに、おそらく何かを感じないと、手にしたいとは思えないと思う
その箱を持ち帰ってくれるのは幸せです。

ついに今年の三月で13回忌を迎えます。
早いなぁ。早いのかなぁ。

a small shopで展示をしたときが遠い昔のように感じます。
懐かしい。

今も、お花を買って、飾って、写真を撮る生活は変わっていません。
最近は、飾るお花の種類も一通り回り尽くした感じがして、なるべく
見たことのない飾ったことのないお花を買うようにしています。

いつもお花を買っている地元のかりんというお花屋さんが、変わったお花を
仕入れてくれるので、助かっています。

最近は、お花を買うタイミングを逃さないので、常に飾ることが出来て嬉しい。

今年1年も、いろんなお花を買って飾りたい。

そして写真に残したい。
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この家と街に住んで、4年近くになるけど、
いつも駅まで歩く通り道で、写真を撮ることが多い。

何回も通っているはずの場所なのに、気づかない光景が多くある。
時間帯や天候も影響するとは思うけれども、自分と同じくここに住んでいる人も
道に咲いている草花も生きているし、日々変化しているからだろう。


前の日記にも書いたけど、駅にいく途中に長い長い坂を登り下りするのだ。
人通りは少ないけれども、2車線の車の通りもあるし、バスも通る。

この4年の間にも、この沿道に建っている家やマンションが取り壊されては、
新しい家が建てられている。
僕が写真を撮ってきた場所も、なくなって新しい家が建ったりしている。

先日、通り道にある家の窓に、大きい花の絵が、家の外に向けて飾ってあった。
歩いていて、視線に入ったときは「えっ?」と言ってしまった。

(こういう展示の仕方もいいなぁと思ってしまった)


僕の住んでいるアパートのちょうど目の前は、駐車場になっていて、
いつも朝や夕方の決まった時間に車やバイクが出入りする。
その人たちくらいしか気づかないけど、なんかそういうのもいいなぁ。


最近は、いろいろと一周して、本をよく読む。
いい言葉に出会いたいと思っているといい本に出会う。

石黒圭さんの光文社新書で
「文章は接続詞で決まる」「語彙力を鍛える」は体系的に整理された良書だと思う。


東塔堂で最近手にした、NHKブックス
栄久庵憲司の「インダストリアル・デザイン 道具世界の原型と未来」も
読み始めているけど、よい。
「花とデザイン」からその章が始まり、「一輪の花」という節があるのだ。
もし手にとることがあれば、触れてもらいたい文章です。



いや、しかしもう2月になっちゃいましたね。
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仕事を辞めて、長いお休みに入っている。

年末年始ということもあって、世間と同じように休みに入ったので
とりわけ違和感もなく身体と心を休めていた。

最近は少し虚無感にも襲われている。
転職活動も少しずつしか先に進まないので、少しもどかしい。
しかし、なぜだかあまり焦っていない。

まずは自分の心身を整えようと、ゆっくりと気の向くままに過ごしている。

年末は、昨年やった個展に来てくれた方へのお礼状を作成して、宛名書きをしたり、
(人生で初めてかもしれないが)年賀状を自分で作って、元旦に届くように年賀を書き終えた。

お礼状は、狙ったわけではないが、タイミングよくクリスマスイヴやクリスマスに
届いた人が多くて、サンタさんになった気分だった。
今年もこのタイミングに何か手紙を出してみようと思った。

一昨年から始めたんだけど、その1年に撮った写真を焼増して写っている人に
年末に手紙で送るっていう習慣ができた。
僕自身がやりたいこととして、今後も続けていこうと思えることが1つ増えた。

とりわけ、手紙を送った人からの反応がよく、小さいことだけど、今を生きる人たちが
忘れかけている感動を与えられているんじゃないかと勝手に思って、これからもやりたい。




連休明けの今日も平日なのに、僕はスーツを着ないで、朝は家でゴロゴロしていた。
ポストを確認して、寒中見舞いや遅れてきた年賀状を取り出す。
そしてまた年賀状を書いて、郵便局に向かう。応募書類も一緒に出しに行った。

自転車で向かい、抜けていた空気を入れるために自転車屋さんへ。
タイヤが固くなったことを、サドルへの振動でお尻を通して感じた。

郵便局へ。

最近、郵便局に行くのが楽しい。事務的でシステマチックな作業だけれどもね。
このご時世、自分が書いた手紙が、遠いどこかの誰かの家や会社まで届くのだとは信じられない。

でもちゃんと届いているのだ。もちろん僕の家にも届いている。

今年も年賀状の発送枚数は、昨年より減ったらしい。
アイドルグループの嵐を広告に使って若年層の利用促進を・・・とかいっているけど、
広告にしても、年賀状を出そうという発想まで辿り着かない、と僕は思う。

話がそれた。


会社を辞めてから、行動がかわった。

まず歩くペースが遅くなった。会社員時代は何に急いでいたのだろう。
とにかく歩くペースが速かった。時間がもったいないと思っていたんだろう。
何をするにも週末の時間しか、自由な時間がなくて、追われるように時間を過ごしていたんだろうな。

ゆっくり歩くだけで見える景色も違った。



一度、普段やっていることを断ち切ってみるということで、
自分という人間の本質が見えてくる気がする。


この時期に人生の方向転換をはかる決断をした自分に感謝。


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2017年もあけてしまった。

2016年の日記も途中で終わっていたなぁ。
展示は無事終わり、4日間という短い時間は過ぎ去っていきました。

たくさんの方に来ていただき、濃密な時間を過ごすことができました。
展示期間中に話したこともそうだけど、今回も展示が終わって、来てくれた人たち
の撮影した写真をお礼状として封筒に入れて、年の瀬に郵送した。

そんなことから時間を反復することができ、また誰がきてくれたなんて
芳名帳を見るよりも蘇ってきて、なんだか嬉しくなった。

手紙は送ることはそんなにないけれども、
こんなに一度に送れるのも展示をやったときくらい。
昔からこういうところだけ丁寧にやるところは、これからもやっぱり
大切にしなきゃなと、初心にまたかえった。


2016年は、人を撮りたいと思い立って、年始からポートレート撮影を始めて
できる限り撮ってきました。
最初は意気込んで撮るぞー!と思ったけれども人を撮るというのは
被写体との関係性がすごく大切で、自慰みたいに自分がしたいときにはできない。

撮りますといって結局撮らないで、ただ一緒に過ごしたこともあった。
僕自身撮れるような精神状態にならなくなってしまったり、
どうしてもというより、なんかしらのご縁やタイミングで撮るようスタンスに変えた。

そうこうしているうちに、幸いなことに撮って欲しいと言われるようになって、
写真家としては一番嬉しいスタイルになった。

人生の節目である大事な結婚記念の写真は2組、撮影させてもらえた。
それ以外にも色んな節目になるポートレート写真の撮影も少しさせてもらえた。
2015年よりも増えた。
ん?でもそういうことが増えることがいいのか?2015年もたくさん写真は撮った気がする。
ま、いっか。考えすぎか。

撮影をする中で感じてきたことは、撮影時間以外の時間が大切なことがして、
その瞬間を撮るために過ごす「その時間」を今後も大切にしていきたい。
会っていないときもそう。


3冊目の写真集「SIDE BY SIDE 2」を出版し、京都・東京と2回にわけて
展示をおこなったこと、そこでおこなった初対面の方たちのポートレート撮影の
ワークショップ。
1時間半という時間の中で、撮影する難しさと楽しさを味わったなぁ。
僕にとって、ひとつ大きな壁を越えるきっかけになった時間でした。



2016年の終わりにひとつ区切りをつけた自分ですが、2017年どうにも転ぶ年だと思う。
でも、何もない今の自分がすごく開放的で、柔軟に考えられる気がする。


今年はちゃんと年賀状を出せたところからスタートできて、よかった。

本年もよろしくお願いします。
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展示会場であるFORT by PORTは、web、紙を中心にVIの
ディレクションからデザインをやっているアトリエです。
フグさん、オヨさんの2人兄弟で活動されています。

確か友人がツイッターか何かでPORTの事を呟いていて、
池ノ上という土地柄も気になったし、下北沢から歩いていける距離だったので
持ち前のフットワークの軽さから、行ってみたことから出会いは始まりました。

この写真は初めてPORTに訪れた時に、なんかしゃれたお茶を出していただいた時のもの。
初対面でしたが、ベラベラとおしゃべり。
僕が桑沢デザイン研究所に通っていると話すと、いろいろと興味を持ってくださったのと
デザインのお仕事もされているので共通の知り合いの方などがいて、盛り上がった気がする。

お2人とも感じがよく、いい印象をうけてアトリエを後にしました。
平日はアトリエとして、週末の土日に限り、展示など企画で開放してますよ
ということでそれもまたいいなぁと感じていました。
PORTもそのような体制をとったばかりだった。

都内でも白壁で、無機質な空間の中で、かつ雰囲気がいいなぁと思うところが
あまりなかったので、いつか展示してみたいなぁと思った自分がいました。

調べたら、2014年の1月か2月くらいだった。
あれから約3年が経ったけれども、その時からPORTで展示に行ったり、
グループ展で展示をすることになったり、一緒に仕事をしたり、
PORTの忘年会で、料理係として料理を作ったり、飲みにいったりする仲にまで発展しました。


今思い出したけど、アトリエの中を改装するということで、地面に張り付いて
残っていた糊をはがす手伝いもしたなぁ。
同じ写真家の新居くんと。


今ではいろいろと恩につきない関係ですが、フグさんもオヨさんも兄弟として
いいバランスを持っていて、なんだかんだで仲がすごくいい兄弟で微笑ましいと
思っている。

そんな出会いから、やっと今回、SIDE BY SIDEの展示場所としてお願いすることになりました。
15日の夜に、レセプションパーティーをやる予定なので、
どうぞお気軽に途中入場途中退出OKな感じでお待ちしています。

詳細はまたTwitterで告知します。
展示も迫り、何回かにわけて展示への思いを綴ることにしました。

今回の展示は、写真集"SIDE BY SIDE"の2作目を刊行を記念した展示です。
発行元は、美術関連の本をデザインから販売まで行うブックレーベルDOOKSです。
1作目は、2014年の春に刊行され、僕の記念すべき1作目となりました。

僕はただ本が作ることが目的ではなく、
きちんと自分なりの写真観を一度整理し、かたちにしたかったのです。

桑沢デザイン研究所に通ってデザインを学んでいたものの、
グラフィックには少し限界を感じ、中途半端なものに仕上げたくないと考えていました。

最初は、先輩であるMUTE (Click!) の海野さんに
写真を見せて相談をしていました。

そんな矢先、僕が個人的に作ったZINEの「With or Without you」の購入問い合わせ
のメールがある方から届きました。
それが、写真集をデザインしていただいた相島大地さんでした。

海野さんに、僕のZINEを買っていただいた方がいるんですよーと話して
何気なく相島さんの事を話したら、なんと海野さんのお知り合いという偶然。

僕は購入いただいてから相島さんにお礼の連絡はしたものの、会うという発想は
なく、海野さんから「相島くんはものすごいいい目をしているから、なんで
写真集を買ってくれたのか聞いてみなよ、会ってみたら?」と言ってくれました。

それを素直に受け止め、すぐに連絡をして、確か2014年の1月に、初めてお会いしました。

今でも忘れない、代々木上原のshimaで僕の写真を見ていただき、お話をしました。
初めてお会いしたのが嘘かのように、濃密な時間が過ぎ、お互いに話した記憶があります。

人柄もそうですし、デザインに対する考え方や広義的に物事に対する考え方が
長けていらっしゃったので、「この人にお願いしよう」と思い写真集を作っていただきました。

今では1人の作家として、DOOKSからは3冊も本を出し、時には活動のお手伝いを
するようになりました。
特にDOOKSの活動1年目は、毎日のように連絡をとりよく会っていた思い出があります。


今回の展示では、DOOKS発行の本から一部ですが、作品集を閲覧・購入できるよう
DOOKSのポップアップショップも同時開催します。
他のアーティストの方の、本も見ていただく機会がありますので、こちらも見てもらいたいです!

とあるきっかけに写真を2枚並べることであらわれてきた、偶然の連なり。
人生も偶然の連続だとは思ってますが、この写真集から様々な出会いも生まれました。



何気なしに写真を撮り続けようと思って、再開した写真ですが、
「撮り続けていて良かった」と今でも思っています。
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2016年8月に開催した京都誠光社での展示の巡回展を
やります!
東京、関東近郊にお住まいのみなさま、よろしくお願いします!

場所は、下北沢・池ノ上にあるデザイン事務所FORT by PORTです。
2年前くらいから、お世話になっているPORTの大竹兄弟の
この場所で展示をすることにしました。

まだ未決定ですが、レセプションパーティーとかもやるかもしれません。
東京でもワークショップを、展示期間後、予約制でやります。

遊びにきてくださーい。

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写真集『SIDE BY SIDE 2』(DOOKS発行)の刊行を記念して、
小俣裕祐による個展をFORT by PORTにて開催いたします。

2012年12月から撮り続けてきた写真の中から、
偶然に現れてきた写真の連なりをテーマにした写真集です。
日々、カメラを持ち歩き、写真を撮ることが生活の一部となっています。
現像、プリントされた写真が蓄積されてきた時、一体自分は何を見て
何を切り取っているのかを確かめたくなりました。
単純に「並べる」という行為を通して、日々の集積の中にも、
自分の眼差しに移る内包された感情、美意識が見えてきたように思えます。
多くの物事を連想させつつも、共通した何かを写し、切り取っているような気がしています。

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写真集「SIDE BY SIDE2」について

本作は、2014年5月に刊行した初版「SIDE BY SIDE」に続くシリーズの2作目となります。

発行元は、アートブックを中心に少数でも価値ある本作りと販売を行なう
本のレーベルDOOKS(ドゥックス)です。 (Click!) 

今回は、展示期間限定で『DOOKS』のポップアップショップも同会場で開催します。

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▶展示関連企画「SIDE BY SIDE for you」予約受付

京都誠光社でも好評だったワークショップを、今回は展示関連企画として
東京で行います。

小俣裕祐が、あなただけのために「あなたが選んだ場所で」写真を撮り、
後日プリントした写真をお送り致します。
当日は、あなたのポートレート写真を撮影致します。後日、
その日の出来事に思考を巡らせ、ポートレートと対になる写真を小俣裕祐が撮影し、
2枚組であなたの元にお届けいたします。

日程:2016年11月以降の土日祝日のいずれか
参加費用:2000円+交通費(実費)
場所:あなたの指定場所(関東圏内)
予約方法
展示期間中に直接受付いたします。日時、場所などご相談させてください。

※ご予約は、基本的に展示来場いただいた方に限ります。
※撮影はフイルムカメラにて行うため、その場での閲覧・プリントができません。
※写真は後日、郵送にてお送りいたします。
※写真はハガキサイズ(100mm×148mm)です。
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夏が終わろうとしている。もう終わったか。

エッセイいっぱい書くぞと意気込んだ気持ちもどこへやら。
実はこの何ヶ月かの間、10回くらいは書いて、途中で終わって公開していない
日記がある。うまく文章が書けない。
なかなか指が動かずに3行くらい書いて止まってしまう。

あぁ、今もまた何行か書いたのに、deleteキーを押しっぱなしにして
ザーっと消してしまった。

下書き保存して、ページもそのままにしていた翌日の今、
また書いている。

この前、銭湯にいった。
銭湯から出て、さっぱりした肌にあたる秋のはじまりを予感させる
涼しい風が当たった。

京都で汗だくになりながら、鴨川に入って、ポートレート撮影した日々が
懐かしい。

京都・誠光社で開催した個展「SIDE BY SIDE」のことでも書く。
と言っても、展示終了後の8/18に、駅から自宅に歩いた帰り道に
暗がりの中で、iphoneに書き綴ったものを残しておく。

昨年DOOKS(dooks.info)の展示を京都Prinzでやった縁で会った、鷹取愛ちゃん。
ひょんなきっかけで、誠光社での展示を企画していただきました。

写真集やDMをデザインしていただいたDOOKSの相島さんと愛ちゃんとで、
新百合ケ丘のベローチェで打ち合わせしたことが懐かしい。

すべては、こうなることが決まっていたかのように、気づけば
一昨年も去年も今年も京都に訪れた。

たぶん、来年も必ず行くと思う。

8/14、河原町丸太町から京都駅へ向かうバスの車内で、
大事なパスケースがないことに気づく。
会社の携帯を見たら、京都の川端警察署から電話が入っていた。
落し物するくらい、分身を京都に置いて置きたかったのかな。

下見と搬入、そして在廊を含めて、今年の夏、3回も京都にきた。
京都は修学旅行から、一人旅含めても過去に何回も来ている。

今回をきっかけに、やっと京都という場所の土地柄や人柄がわかってきた気がする。
今まではお寺とかガイドブックに載っている表層を見ていたんだなと。
お寺とかお店にいくだけで、京都に住んでいる人たちに触れ合っていなかった
からだと思う。

元恵文社の店長と前書きはいらないくらい、堀部篤史さんが始められた本屋さん、
誠光社はとてもいい本屋だった。

意思のある選書がされていて、その選書からは、堀部さんの生活や周りにいる方たちが見える。
お世辞でもなく、訪れると何か一冊持って帰りたくなる空間になっている。
実際、僕も3回訪れて3回とも本を買ってしまった。
搬入前に、堀部さんの「街を変える小さな店」とIN/SECTSで堀部さんが載っている本を読んだ。
読んでおいてよかったなぁと思える。

僕は必ず新しい土地にいくと、地元の人がいくその土地の美味しいお店に行きたい。
搬入、展示期間中にも、堀部さんや愛ちゃんに色々と教えてもらった。

「街を変える小さな店」や、&Premiumの京都ハック本にも載っている'屯風'という
居酒屋にいきたかったので、堀部さんに「土曜日いきましょうか?」
と誘われた時はとても嬉しかった。

京大近くにあったお店は、東大路通りというところに移転していた。
想像していた通り、お店の雰囲気もよく、料理も美味しい。
そして驚くほど安い。焼きナスのおひたしなんか200円だ。
また何度も通いたくなるような、誠光社と同じ空気を感じた。

展示期間中のイベントして、愛ちゃんが企画してくれたワークショップ。
2日間、1日3組の方々のポートレート写真を撮影した。
鴨川に入って撮ったり、サプライズで家族写真を撮ったり、
毎回が新鮮で僕にとっては、とても刺激的な時間だった。
何よりも京都に住んでいる方々とお知り合いになれたのが嬉しい。

誠光社での企画ということで、一冊だけ本を持ってきてもらい、
それを円滑剤にしてお互いを知ろうということで、
みなさんが持ってくる一冊がまた面白かった。
読みたい本が増えた。

人を撮るという行為は、僕にとって最高のコミュニケーションだなとつくづく感じた。
展示に足を運んでいただいた方、本当にありがとうございました。

京都にまた来た時に、「こんにちは、どうも」と顔を出せるお店ができてうれしい。
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1年半ぶりに個展をします。


小俣裕祐 個展 『SIDE BY SIDE』

開催日:2016年8月1日(月)ー8月15日(月)
時間:10時〜20時(最終日は18時まで)
場所:誠光社


写真集『SIDE BY SIDE 2』(DOOKS発行)の刊行を記念して、
小俣裕祐による京都初個展を誠光社で開催いたします。

2012年12月から撮り続けてきた写真の中から、
偶然に現れてきた写真の連なりをテーマにした写真集です。
日々、カメラを持ち歩き、写真を撮ることが生活の一部となっています。
現像、プリントされた写真が蓄積されてきた時、一体自分は何を見て
何を切り取っているのかを確かめたくなりました。
単純に「並べる」という行為を通して、日々の集積の中にも、
自分の眼差しに移る内包された感情、美意識が見えてきたように思えます。
多くの物事を連想させつつも、共通した何かを写し、切り取っているような気がしています。

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写真集「SIDE BY SIDE2」について

本作は、2014年5月に刊行した初版「SIDE BY SIDE」に続くシリーズの2作目となります。

発行元は、アートブックを中心に少数でも価値ある本作りと販売を行なう
本のレーベルDOOKS(ドゥックス)です。 (Click!) 

今回は、展示期間限定で『DOOKS』のポップアップショップも同会場で開催します。

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▶ワークショップ「SIDE BY SIDE for you」

開催日:2016年8月13日(土)、8月14日(日)
時間:10:00~/13:00~/15:00~(各回60分/予約制/各回お1人様)
集合:誠光社(撮影は誠光社近隣を予定しております)
参加費用:2000円
ご予約方法:お名前/連絡先/ご希望の日時 を明記の上【yamatonami2016@yahoo.co.jp】
までお問い合わせ下さい。


小俣裕祐があなただけのために2枚組の写真を撮り、後日プリントした写真をお送り致します。
当日は、あなたにとってこれからも本棚に置いておきたいと思える本を【1冊】お持ちください。
その本の感想やエピソードなどのお話をしながら、あなたのポートレート写真を撮影致します。
後日、その日の出来事に思考を巡らせ、ポートレートと対になる写真を小俣裕祐が撮影し、
2枚組であなたの元にお届けいたします。

※当日ご来店できる方に限ります。
※撮影はフイルムカメラにて行うため、その場での閲覧・プリントができません。
※写真は後日、郵送にてお送りいたします。(2016年9月中旬郵送予定)
※写真はハガキサイズ(100mm×148mm)です。
※所要時間60分程お時間を頂戴する予定です。

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今日は、またasaruちゃん家にお邪魔した。
今回は、asaruちゃんの旦那さんで、木型職人の本塚さんの撮影のためだ。

3/19(土)に撮影を予定していたけど、天候に恵まれなくて、
スケジュール調整をしてもらい、止む無く3/21(月祝)に変更してもらった。

おかげで天気に恵まれた。

前回と同じく、自宅から自転車で向かった。
asaruちゃんがお昼ご飯を作ってくれるということだったので、
近くのケーキ屋さんでケーキを手土産に持って行った。

普段、いい意味で作品作りに没頭している情景は浮かぶけど、
あまり料理をしているイメージが浮かばないasaruちゃんだったけど、
すごく味が優しくて美味しかった。

3人でいろいろとおしゃべりする。

靴を作る過程において、要となる木型を作る職人である本塚さん。
仕事のことをあれやこれやと話してもらう。

作業をしているところを撮って欲しいということだったので、
木型を作って、けずっているところを撮らせてもらった。
もう忘れてしまったけど、ひとつひとつの工程や木型の種類、道具について説明を受ける。

話をしている本塚さんは、取り憑かれたようにノンストップで、
夢中になって少年のように話し続けていた。

asaruちゃんが、「おなかすいた」か「ねむい」しか言っていないと
いっていて、本塚さんの頭の中を円グラフに出すと、
「ゴハン、睡眠、靴」なんじゃないかと話していた。

そうかも、笑と感じた時間だった。

会社から仕事を持ってきてもらったため、しばらく作業に集中した姿を
撮ることにした。さすが職人という雰囲気で、その集中した木型への
眼差しを感じた。


1通り撮影を終えたので、外に散歩に出かけた。
前にasaruちゃんと一緒に見つけた工事現場へ向かった。
今日は、自転車で行かずに、ゆったりと歩いていくことにした。

道の途中に暗くて、お店の人が奥にひっこんでいそうなパン屋があった。
入ってみると菓子パンやらサンドイッチが数少なくおいてある。
「すいませーん!」と声を大きくいっても何も反応しない・・・。
そしたら、レジのところに、「少し大きめに声を出して呼んでください」という
張り紙がしてあった。
その横に「かりんとう」と名のつくものが、100円で売られていた。

僕がさらに声をはって、「すいませーん!!!!」と叫ぶと
「はい、はい、ごめんなさいね〜」と奥からおばあちゃんが出てきた。
本塚さんが、さつまいもパンを買った。
すると、おばあちゃんが、これ持ってきぃと「かりんとう」をタダでくれた。

お店を出て、さっそくさつまいもパンを食べる本塚さん。
あれ?と、なぜかさつまいもパンなのに、あんこが結構な量入っていて、
まずはあんぱん疑惑。

タダでもらったかりんとうをみんなで食べると、
明らかにパンの耳を揚げて、塩と砂糖をまぶしただけだと思われるものだった。
しかも、すんごく古〜いあまりよくない油で揚げている感じで、とてつもなく
不味くて、みんなで笑った。

とにかく突っ込みどころ満載なお店で、おかげでいい散歩になったと思う。

また家に戻ってきて、僕が買ってきたケーキを食べる。
紅茶を啜りながらのケーキはたまらない。

asaruちゃんと本塚さんの結婚記念写真を撮ってほしいということで、
その打ち合わせをした。
友人の結婚式では何度か撮ったことはあるけど、
結婚記念写真というものは依頼されたのは初めてだった。

何かの節目に大切に残しておきたい写真があるけど、そういう写真を撮らせて
もらえることはとても嬉しい。
写真館とか衣装を借りてブライダル専門のカメラマンとかに撮ってもらうことより
僕に撮ってもらうことを選んでくれたことも嬉しい。
二人だけのものでなく、二人の家族や親戚のためにも、見せるということなので、
結構緊張する。

場所の候補も決めて、日にちも決めた。

2人らしい記念になる写真を撮るのが楽しみだなぁ。