僕のHPの写真は、愛用している京セラのCONTAX T2とKODAK SUPERGOLD400の
フイルムの組み合わせである。

今日、ひさしぶりにフイルムを買おうと何気なしに、新宿西口の
ビックカメラにいったら、いつもあるはずの黄色くて小さい女の子が
写っているパッケージが見当たらなかった。

え?うそ?と思いつつも、店員さんに

「KODAK SUPERGOLDは、もう店頭にはないですか?」
と聞いたら、

「あ、もうないかもしれないですね〜、生産終了しましたからねぇ」と
言ったので、

「え!!??」
と叫んでしまった。

急なお別れを告げられたようで、ショックすぎて路頭に迷うところだった。

「他のお店にないですか?!」と聞いても
もうビックカメラにはないという。

その足ですぐにヨドバシカメラのカメラ館に行ったけれども
どこにもなく、緑色のパッケージばかり。

カメラのキタムラにいくも何もなし。


iphoneもデータ制限がかかってしまって、ネット通販もろくに調べられない。

家について、やっとネットでなんとか期限切れ品だけれども
10本買うことができた。


別にこのフイルムでなくても写真は撮れるんだけれども、
プリントで調整がある程度はできるんだけれども、

なんとなくずっと使い続けてきたものがもう使えなくなるということは
なんとも悲しいし、気力をなくす。


ずっと長く付き合っていた大好きな恋人と別れるような感覚だろうか。
僕はあまり人と長く、このフイルムのように5年以上付き合った経験はないけど、
そんなショックと同じような気がする。

慣れや依存というものは怖い。


イチローが毎日朝カレーを食べるような、
僕にとってはずっと同じルールで同じクオリティコントロールができるように使ってきた
から、これからどうしようか困る。

今までと同じようなプリントの質感や色味を再現できるのだろうか。
それに近いフイルムを選び、そしてさらにそれをmonogramの尚代ちゃんに
お願いしなければならない。


フィルムで写真をちゃんと撮り続けて、5年。
ついに、フイルムの終焉はすぐそこかもしれない。

それが終わるまでは、僕は意地でもデジタルカメラを買わず、
Contax T2を使い続けて撮ろうと思えた記念日だ。

2017.4.27