今日、夕方18時くらいにLINEが入った。
「お願いがあるから、仕事終わったら連絡ちょうだい!
駅で待っていてー。」
なんだろうと思いながら、仕事をしていて結局21時になって
しまって、やっと連絡をとった。
駅に着いて待ち合わせると、
「お願いっていうか、今日お母さんの命日でしょ?」と
チューリップの花束をくれた。
不意をつかれた。
きっと、お母さんも喜んでいる。いや大喜びだと思う。
キャッキャッ、はしゃいで喜んでいるような気がする。
こうして、しばらく思い出しもしなかった、母の笑顔や仕草が頭の中に浮かんできた。
母が僕にうれしそうに話しかけてきた。
僕は何かといつも話しかける。
そうするとこうやってまた言ってくれるだろうと想像してよく話すのだ。
2、3回の言葉を交わす妄想だけれども、本当に話しているように感じるから
きっとそう言っているんだと思う。
決して、僕に対してはネガティブなことは言わなかった気がする。
小さい頃から、ゆうすけなら大丈夫と、いつも言ってくれたり
励ましてくれた記憶があるから、僕はどんなことがあっても、
くじけそうになっても必ず折れないではいあがって頑張れる。
そう育ててくれたことには本当に感謝している。
もう12年が経つ。